ドゴーン!!!!!!

映像で聞いていた何倍もの銃声が耳に襲来。
一瞬、目をつぶり、ピタッと体が固まります。
あまりの怖さからか、泣きはじめる子どももいました。
それくらい火縄銃の発射音は凄まじかった。

合戦時、このけたたましい音が鳴り響いていたと思うと、
それだけでぶるぶるっと身震いします。イメージを覆す火縄銃の轟音。
昔の戦場を感じられた気がして貴重な体験になりました。

火縄銃の銃声とともに祭りが始まると、
子どもたちを山車に乗せた太鼓山行列が登場。
その後ろに南蛮パレードが続きます。
鉄砲伝来時の歴史上の人物が順番に登場し、街を練り歩いていきます。
沿道は人であふれかえり、大人も、子どもも、
おじいさんも、おばあさんも、みんなパレードを楽しんでいました。

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このパレードのハイライト。それは太鼓山の川の横断です。
山車を一段高く上げ、背負う男衆は川に入り、対岸まで泳いで進みます。
なんでもその昔、橋のない時代に川を渡っていた時の名残だとか。
いまでは祭りの名物になっており、大勢の見物客が見守っていました。
私もこの珍しい光景を夢中になって撮影。おもしろい写真をゲットです。

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西之表港の広場で演芸大会がはじまるとさらに多くの人で賑わいます。
広場には屋台も立ち並び、浴衣を着た人もちらほら出現。
夏祭りの賑やかな雰囲気っていいですよね。私はこの空気が大好きです。
しかもこの広場のいいところはすぐ隣に海があるところ。
海と祭りを背景に夕日が沈んでいく様子はとても素敵な光景でした。

広場のステージでは、中学校のブラスバンド部や、大学のサークル、
プロの歌手など、さまざまな団体の出し物があり、
一層の盛り上がりを見せます。
私は心地いい海風にあたりながら、祭りの空気を存分に
味わっていました。

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そして、会場のボルテージも高まってきた時、
広場の屋台とステージの電気は消え、あたりは暗闇に包まれます。

ヒュ~~、ドン!!

約4000発の花火の打ち上げが始まりました。

ガヤガヤした声はあまり聞こえず、
みんな静かに花火を見つめています。
私も芝生の上に座って煌めく夜空を見つめます。
次々と打ち上がる花火をただただじっと追いかける。
都会で味わうような賑やかさや華やかさは少ないけれど、
いままででいちばん花火というものを楽しめた気がします。
それが鉄砲まつりの夜でした。

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