それは、突然現れました。

増田宇宙通信所へ向かう途中、
車から窓の外を眺めていると、
ひときわ背の高い煙突が目に入ってきました。
遠くから見ても、ただならぬ気配を感じます。

近づいてみると、その大きさにびっくり。
10メートルくらいはあります。
積み上げられている煉瓦に歴史を感じます。
煙突の他にも、炊事場やお風呂の痕跡を発見。
看板には、太平洋戦争時代の烹炊所と風呂場、と書かれていました。

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あたたかい島の中で、
少し淋しい空気が漂っている場所。
それが戸畑の煙突かもしれません。
この場所だけ、時の流れから
置き去りにされているような印象です。
戦時中の残像が少し残っているように感じます。

戦争の後に残るやるせない気持ちを覚え、胸が痛みます。
本で読む、映像で知ることも大切だけど、肌で知ることも大切だな。
そう思わせてくれた場所です。

戸畑の煙突

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