雲ひとつない晴れやかな日。
朝いちばんで門倉岬へと向かいました。
種子島の最南端にあるこの岬は、
歴史的なスポットとして
多くの人に知られています。

火縄銃の伝来です。
今からおよそ500年前の1543年、
この地に南蛮船が漂着。
その時、ポルトガル人から伝えられた鉄砲が、
のちに、種子島で生産され、日本に広まっていきます。
火縄銃の歴史は、この岬から始まったのです。

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大海原が広がる岬の先端に降り立つと、
その日の海を想像してしまいます。
海の向こうから一隻の船がやってきて異国人と出会う。
服装からして別物で、言葉も通じない。
そんなとき、自分は手を差し伸べられるのか。

地平線をじっと見つめながら、
さまざまな思いが自分に問いかけてきます。

まだ世界との交流が非日常だった時代に、
両手を広げて迎え入れることができるのか。
そう考えると、種子島の人は、
根のあたたかい人なんだなと思います。
そして、その島民性は現代にも
受け継がれているのではないか。
そんな考えも浮かんできます。

歴史的なことが起こった場所には、
いろいろな気づきが隠れていました。

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