海と海が戦う光景を初めて見ました。

そこでは、東シナ海の海流と太平洋の黒潮海流がせめぎ合い、
どちらも己の強さを誇示するように取っ組み合っています。
海と海がぶつかる最前線では、
がっぷり四つに組んだ三角波が多数出現。
「あれが噂の三角波ね」と住民の方の話を思い出しました。

日本ではあまり見られない珍しい光景があると聞いて
島の北端の「喜志鹿崎灯台」に訪れました。
展望所から北の方角を望むと国際海峡である大隅海峡が見渡せます。
その向こうには九州最南端の大隅半島が広がり、
山の稜線が影になって見えている。とても眺めのいい場所です。

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そんな、一見、美しい景色の中で
激しい戦いは繰り広げられていたのです。
両サイドから次々と押し寄せ、海と海が衝突しています。

ずっと海はひとつだと思っていました。
でも、そうではないんですね。
いくつも存在し、その境界では日がな戦いが行われている。
知らなかった海の一面を垣間見た気がしました。

島の北で、見たことのない海の姿に出会います。

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喜志鹿崎灯台

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