焼酎作りに適した島。

1698年に琉球から種子島の殿様に贈られたサツマイモを栽培したことが、日本でのサツマイモ栽培の始まりだと言われています。私たちは、このサツマイモの島で明治36年から焼酎を作りつづけている小さな蔵元です。

この工場を作ったのは今から30年ほど前、より良い水を求めてこの地に移転してきました。サツマイモ畑の真ん中にあるので、新鮮なサツマイモも手に入りますし、鮮度の面でも、とても恵まれた土地だと思います。それに、海を望む高台なので温度管理もしやすいんです。蒸米に麹菌と酵母を混ぜて仕上げた米麹に、蒸して砕いたサツマイモを合わせる、本格焼酎ならではの二段階の仕込みを行い、単式蒸溜器で一回だけ蒸溜する昔ながらの製法で作っています。

焼酎は地域そのもの。そんな気がします。

高崎酒造では、種子島特産の安納芋を始め、黄金千貫、紫芋など、いろんな種類のサツマイモを使って個性的な焼酎を作っています。原料のサツマイモは、すべて地元の契約農家さんにお願いして育ててもらったものを必要な分だけ届けてもらっています。そうして出来上がった焼酎は、まず地元の方々に飲んでいただきます。地元の原料を使い、地元で作り、地元の人に飲んでいただく。働いている人も地元の人です。私たちが作る焼酎は地域そのもの。そんな気がしています。地元の恵みで作られている種子島の焼酎は、地の物を肴に、種子島で飲むのが、やっぱりいちばん美味しいと思いますね。

これからは島外にも力を入れていきたいと考えています。そのためにも味にはこだわらないといけません。誠心誠意、持てる技術と心を込めて、美味しい焼酎を作りつづけたいと思います。

■ 種子島の好きなもの

やっぱり人だと思います。
温かい人が多いと思いますね。島外から移住してきた人も、「ウェルカムな感じがする」とみなさんおっしゃいます。人は、この島の魅力の一つではないかと思います。

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