エギングで青物並みにドラグ出ること、経験したことない・・・

一人では持ち上がらない・・
身の厚みが2㎝・・・
化け物だと思った

レッドモンスターを釣りあげた方の感想です。

日本で釣れるアオリイカは1種類と思われていましたが、近年では体の特徴からシロイカ型、アカイカ型、クワイカ型の3種に分けられており、アカイカ型は南方に多く生息し、時に5キロ以上と大型化し、やや赤みがかっているのが特徴で、その様相から【RED】怪物【MONSTER】レッドモンスターと一部の釣り人から呼ばれています。

種子島はこのレッドモンスターが釣れる場所として注目を集めています。

アオリイカ釣りはリールから針に至る仕掛けがシンプルで、気軽に始められ、その食味は非常においしいことからルアーフィッシングの人気ターゲットです。
外套膜の全長にわたってヒレがついており、乗馬で泥が衣服につかないようにするために使用する馬具である障泥(アオリ)を連想してこの名前が付けられたとされています。
用いられるルアーは餌木と呼ばれ、魚やエビの形をしたものが多いのですが、奄美大島で発祥し、江戸時代中期から末期にかけて種子島を経由して薩摩に伝わったとされています。諸説ありますが、夜焚き漁に使った松明の焼け焦げた木片にイカが抱きついたことがヒントになって考案されたといわれています。
現在使われている素材は木材のほかプラスチック等で形成されています。これに金、赤、マーブルなどのテープを張りその上から各色の布を張り付けているものが多く、山陰型や大分型など様々な形が生まれており、現在主流なのは大分県保戸島周辺が発祥地の「大分型」と鹿児島県山川町が発祥地の「山川型」だそうです。
後方には触腕をかけるためのカンナと呼ばれる針が放射状についており、餌木の前方には鉛のシンカーがつけられています。
鹿児島県歴史資料センター黎明館では当時の餌木が収蔵されており、奄美大島では大型の魚型であったのが薩摩では小型になり、時代が下るにつれて細いエビ型になったり焼き付けによる模様付けが行われるなど現在のものに近づいていくのがわかります。
この時代の餌木は現在のような布や素材で美しく加工されたものではなく、木目を生かしたものでした。
種子島では餌木は、耐久性を増すために削り出した素材(木材)を火であぶり、それに磨きを加えて美しい木目を出したり、模様をつけたりして作られたそうです。
種子島では漁港等で1年を通してアオリイカを見ることはできますが、本格的なエギングのシーズンは晩秋から産卵の始まる5.6月までで、地元のかたは『ツワブキの花が咲きだしてから』が本番であるといわれます。
レッドモンスターと呼ばれる大型のアカイカは時期によって陸っぱりからも釣れる場合がありますが、水深20m~30mのボトム付近にいることが多いことから、主に船からのティップランで狙います。西海岸はシロイカ系が多く、東海岸のほうがレッドモンスターの目撃例が多いです。
使用するタックルは、現在では各メーカーからモンスターアオリイカ用のロッドが販売されているのでバットのしっかりした強烈な引きをいなすことのできる竿、shimanoだと3000番前後のエギング用のスピニングリールに、ラインはPE0.6か0.8号がいいでしょう。基本的にディープエギングの釣りになるので太いとラインが流され、警戒されてしまいます。釣り具屋は西之表に2軒中種子町に1軒あり、一通りのタックルを揃えることができます。

お役立ちリンク(種子島観光協会会員)

釣具屋

サムズ
種子島ブロイラー

遊漁船

Life fishing guide service(しまさき)

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